明治時代年表

1874年(明治7年)

月日 出来事・事物起源・話題
1月4日 榎本武揚、最初の海軍中将に任命される(最初の海軍大将は明治27年の西郷従道)
1月14日 岩倉具視、凶漢に襲われ負傷
1月14日 民選議員設立を建白(副島種臣、板垣退助、後藤象二郎、江藤新平、由利公正ら)
1月15日 東京警視庁設置
1月17日 「民選議員設立建白書」を提出
1月23日 近衛歩兵第1・第2連隊編成成り、天皇、軍旗を授ける
1月28日 東京青山御所開かれる
1月31日 女工採用の始(大蔵省の紙幣寮にて初めて女工を採用)
2月2日 新橋・京橋間に鉄道設置
2月4日 江藤新平による佐賀の乱起こる(鎮圧のため鎮台兵出動)
2月6日 大久保利通・大隈重信、台湾出兵を決定
2月15日 国産石鹸の販売広告、初めて新聞に表れる(東京木挽町の某商店)
2月18日 江藤新平ら、佐賀県庁(佐賀城)を占領
2月19日 佐賀県賊徒征討仰出
2月22日 陸軍省第6局を廃し、参謀局を置く
3月1日 政府軍、佐賀県庁を奪回
3月24日 安部川に初めて木橋の安水橋竣工して盛大な開通式を挙行
3月24日 明治最初の人口調査(太政官令に依って日本全国の人口調査を布令)
3月29日 佐賀の乱の主謀江藤新平捕らえられる
4月2日 明六雑誌の発行
4月4日 陸軍中将西郷従道を台湾蕃地事務都督とし、兵3600を率いて討伐することを命ずる
4月10日 板垣退助ら高知で立志社を創立
4月13日 江藤新平処刑
4月13日 英公使、清国が日本の出兵を侵略と見なすならば、英人・英船舶の参加を禁止すると寺島外務卿に通告
4月18日 参議兼文部卿木戸孝允、台湾出兵に不満をもち辞表提出
4月18日 米公使ビンハム、清国の敵対行為には、米人・米船の参加禁止を通告
4月19日 政府、台湾征討中止を決定し、西郷従道に出発延期を命ずる(西郷反対姿勢を強く示す)
5月2日 台湾征伐のため、谷干城ら長崎を発つ
5月4日 大久保利通・大隈重信、西郷従道と長崎で会見、西郷の強硬意見をいれ征討実施を決定
5月11日 大阪・神戸間鉄道竣工、仮開通
5月22日 台湾征討軍、台湾に上陸(二番十八社を降す)
6月6日 娼婦の検黴制度初めて実施される(吉原の娼妓色を失い脱出多数に及ぶ事件発生)
6月7日 外国郵便の始まり(アメリカ合衆国と郵便交換条約締結される)
6月8日 島根県雑賀町の大火(約2000戸焼失)
6月18日 陸軍参謀局条例を定める
6月25日 谷干城、台湾平定凱旋復命
7月9日 閣議、台湾問題につき、清国との開戦も辞せずと決定
7月22日 巡査の棍棒を廃し帯剣とする
7月24日 台湾問題のため、特命全権公使柳原前光、天津において李鴻章と会見
7月30日 東京湯島の図書館を浅草米倉に移し浅草文庫を設立(和漢書約2600冊)
8月1日 参議大久保利通、議官高崎正風らの一行に台湾征討折衝のため、清国派遣を任命
8月3日 全権公使柳原前光、清国の大臣と会見折衝して、台湾問題を議す
8月5日 郵便貯金開始
8月8日 森有礼に依り、日本最初の洋式商科専門教育たる商法講習所を設立
8月14日 海軍仮提督府を鹿児島県におくことを決定
8月16日 全権総理大臣大久保利通、軍艦「龍驤」にて長崎発、清国に向う
9月9日 二階建馬車を禁止する
9月14日 大久保利通全権、恭親王と台湾問題の交渉を開始
9月20日 兵学寮内に水雷製造局設置される
10月9日 万国郵便連合発足
10月20日 青森県尻屋崎燈台竣工点火される
10月23日 台湾問題の日清談判不調に終わる(全権大使大久保利通、最後通牒を起草する)
10月29日 清国台湾問題第一回償金支払
10月31日 大久保利通の談判に依り、日清間台湾問題和議成り立ち、清国側弁償と決す
日清両国間互換条款(償金50万両)および互換憑単を北京で調印
11月2日 読売新聞創刊される
11月13日 台湾派遣軍隊撤退の勅命出る
11月26日 新島襄、渡米後10年振りに帰朝横須賀着(これより同志社の建設に努める)
11月27日 台湾征討に関する日清談判に成功せる大久保利通帰朝、参内復命する
12月1日 大阪・神戸間に鉄道貨車運輸開業
12月3日 西郷従道の率いる台湾征討軍、台湾を発して凱旋の途に就く
12月10日 外国天文学者初めて来日し、神戸諏訪山上にて金星の太陽通過を観測
12月11日 東京市街に初めて石油ランプの街燈点火される
12月13日 伶人に命じ、西洋音楽を学ばせる
12月18日 東京市街に初めてガス燈点火
12月18日 東京、名古屋、大阪に歩兵連隊編制
12月27日 西郷従道、谷干城ら、台湾征討より東京に凱旋(参内して征台の状を奏す)
生活 この年
  • 巡査の制服制帽公布
  • 京都府石鹸使用を奨励する
  • マント流行始まる
  • 陸海軍人服制改定
  • 長襟巻の流行
  • 外国錦の輸入盛んになる
  • 津校正信、大阪市内で搾乳を始める
  • 弘前のアメリカ人教師、アメリカよりリンゴの苗を移植
  • 政府『紅茶製法書』を刊行
  • 浅草に紙巻タバコつくるものあり
  • 千葉の山田箕之助、野菜の缶詰をつくる
  • 竹橋陣営、煉瓦造三階建の工事完了
  • 東京ガス会社、ガス灯の点火を開始する
  • 工部大学校生徒館(煉瓦造二階建)できる
  • 舶来ランプだけでなく、和製も出まわり、東京市中にランプ普及する
  • 駿河町三井組三階煉瓦建築成る
その他
  • 郵便脚夫、ピストル取扱規則公布
  • 東京府、大通りの人道車道の区別を定める
  • 東京府、新墓地設定
  • 二階建四頭立の乗合馬車、東京市内を通る
  • 大阪・神戸間鉄道開通
  • 新橋駅構内人力車夫数を制限する
  • 東京市内街路樹を植える

明治神宮外苑聖徳記念絵画館壁画

御練兵

町田曲江 筆

十五銀行 奉納

1874年(明治7年)春

赤坂仮皇居内

侍講進講

堂本印象  筆

台湾銀行 奉納

1874年(明治7年)

赤坂仮皇居御座所