明治時代年表

1876年(明治9年)

月日 出来事・事物起源・話題
1月12日 医術開業試験法制定
1月13日この日に記録されたマイナス9.2度が東京の最低気温
1月14日 千島に占守郡などを設く
1月26日 日鮮修好条約調印
1月30日 キリスト教初めて公然と結成の第一声を挙げる
2月2日 大阪の大火(道頓堀芝居小屋より発火、16街道に延焼、俗に「大西芝居の火事」という)
2月20日 大阪毎日新聞創刊
2月20日 東京府王子村(現、北区)に、最初の洋紙専門工場が建てられる(現在の王子製紙)
2月27日 日韓修好条約交換
3月2日 新聞号外の始まり(東京日日新聞社より朝鮮問題談判の平和落着を急報のため号外を発行)
3月12日 土曜半休、日曜休日制を公官庁で実施
3月21日 水交社、芝山内に創立
3月28日 軍人、警官及び大礼服用以外に士民の帯刀禁じる(第三回目の廃刀令)
3月31日 三井銀行誕生
4月1日官庁、1の日6の休日を廃し、日曜全休・土曜半休制となる
4月1日男満20年を成年とする太政官布告
5月9日 上野公園開園式 (明治天皇臨幸)
6月2日 明治天皇、奥羽地方巡幸のため帝都御発輦、岩倉、木戸、大隈、徳大寺供奉
6月6日 ドイツの医師ベルツ博士が来日
6月8日 国道、県道、里道の制、初めて定められる(国道一等幅七間以下各種)
6月27日 鉄道桟橋初めて神戸港に竣工し、港湾と汽車運輸の連結成る
7月1日 三井銀行開業
7月5日 新聞雑誌発禁の制を布告(出版統制の最初)
7月7日 明治天皇、奥羽巡幸(盛岡の馬匹4500頭を覧給い、畜産を奨励し給う)
7月13日 警視庁に初めて電信を設け、これより報道の急に備える
7月20日 奥羽・北海道巡幸の明治天皇が軍艦でない汽船「明治丸」で、青森から横浜に帰着(海の日の始)
7月26日 大阪・京都間鉄道試運転を開始する
8月5日華族484人・士族40万8800人余に金禄公債支給の条例制定
8月14日 札幌農学校設立
8月19日 水夫の名称を改め水兵とする
8月29日 蔵前で殺人逃走の毒婦高橋お伝、東京で捕縛
8月31日 海軍提督府を廃し、東海、西海両道に鎮守府を仮設する
9月6日 明治天皇は元老院議長熾仁親王を召され、国憲草案の起草を命じる
9月23日 国産ビール醸造、初めて工業化される(札幌の開拓使麦酒醸造所開業)
9月25日 大阪堂島に米穀取引所開設
10月2日 東京兜町に米商会所開設
10月12日 賞勲事務局設置される
10月24日 神風連の乱(熊本県士族大田黒伴雄ら、熊本鎮台を襲撃、県令安岡良亮らを殺傷)
10月25日 熊本に乱をなす神風連の叛徒大田黒伴雄ら戦死(その他の者自首或は逃走)
10月27日 秋月の乱(福岡県士族宮崎車之助、磯淳ら熊本の神風連と呼応し挙兵)
10月28日 萩の乱(前原一誠ら、萩に反旗を樹つ)
10月29日 永岡久茂らの千葉県庁襲撃計画発覚
10月30日 前原一誠ら、萩に拠って乱す
10月31日 前原一誠ら、山口県庁襲撃
11月1日 官軍、秋月の乱平定す
11月3日 宮中御宴にて初めて洋楽演奏
11月4日 甜菜(てんさい)より砂糖製造の法を内務省にて翻訳し、これを地方産業開発のため領布する
11月5日 萩の乱の首謀者前原一誠、横山俊彦、出雲瓜港にて遂に捕えられる
11月6日 陸軍少将三浦梧桜、萩に進撃して前原一誠の餘党を破りこれを平定する
11月9日 谷干城、熊本鎮台司令長官となる
11月16日 東京女子師範内に幼稚園開園
11月28日 親鸞上人に見眞大師と諡す
11月29日 東京京橋の大火(約8500戸焼失)
12月1日 鉄道複線品川・新橋間初開通
12月3日 前原一誠以下、萩の乱徒処分される
12月9日 各家毎に氏名の標札掲示を命ず
12月15日 吉野朝の忠臣新田義貞に正三位、楠木正行に従三位を追贈する
12月19日 函館の海防に備え湾岸砲台を設ける(砲12門に中隊長以下92人を置く)
12月27日 内務卿大久保利通、地租軽減を建議
12月29日 三条実美、岩倉具視を各勲一等に叙し、旭日大綬章を賜う(臣下勲章拝受の始まり)
生活 この年
  • 士族の廃刀令発布
  • 内務省、甜菜種子を輸入し、東北・北陸諸県に配る
  • 工部省、品川にガラス製造所を設け、食器その他の製造をはじめる
  • 札幌ビール製造所創立
  • 熱海で湯治客に牛乳を売り出す
  • 東京府にガス局新設
  • 和製の手押し水汲ポンプ販売の新聞広告でる
その他
  • 日曜日を休み、土曜日午後を休暇とする
  • 大阪で火葬場を新設開場する
  • 京都・大阪間鉄道開通
  • 東京府立病院内に産婆教授所設立事業開始
  • 国道・県道・里道の制施行
  • 秀英舎・三井物産・三井銀行など設立

明治神宮外苑聖徳記念絵画館壁画

奥羽巡幸馬匹御覧

根上富治 筆

日本勧業銀行 奉納

1876年(明治9年)7月7日

盛岡八幡社内馬場