明治時代年表

1882年(明治15年)

月日 出来事・事物起源・話題
1月1日全国人口、3670万人118人(東京98万2143人)
1月4日 陸海軍に「軍人勅諭」発布
1月24日 結城宗広を祀る結城神社、別格官弊社に列せられる
1月31日日本初の生命保険金受け取り人が出る
2月15日 東京大学に植物学会創立(植物専攻研究の始め)
2月25日 参議伊藤博文、憲法及び制度研究のため西洋諸国へ差遣を命じられる
2月25日 兵器博物館たる遊就館、東京九段上に竣工開館式を行う
3月1日松方大蔵卿「日本銀行創立ノ議」を建議する
3月14日 伊藤博文、欧州へ憲政視察に出航
3月15日 中央気象台に常設の地球磁気観測の始
3月16日 立憲改進党結党式
3月18日 渋沢栄一、大倉喜八郎ら、東京電灯会社設立を出願
3月20日 上野動物園開園
3月24日 ドイツの細菌学者コッホにより初めて結核菌発見され、ベルリン学会に同予防法を発表
4月5日 井上馨の内地開放声明(条約改正会議)
4月6日板垣退助、遊説中に襲撃される
4月28日 東京上野の帝室博物館落成(現在の東京国立博物館)
4月30日伊勢神宮、神官の研究・教育機関として、神宮皇学館を設立
5月3日東京気象学会設立
5月29日東京でコレラ発生 死者3万人以上
6月3日集会条例改正、政治結社に大打撃
6月3日 林子平、佐藤信淵の両氏に正五位を追贈
6月5日 嘉納治五郎、東京下谷北稲荷町永昌寺書院に柔道場開設、初年の入門者9人(講道館のおこり)
6月7日 警視庁に保安課を新設
6月25日 東京馬車鉄道、新橋・日本橋間開通(車両総数6両)
6月25日 東京上野・高崎間鉄道開通
6月27日 日本銀行条例公布
6月27日 神戸・横浜などの7港に悪疫防止のため船舶検疫制度実施される
7月23日 朝鮮京城に内乱起り暴徒王宮に乱入、日本公使館も襲撃される(壬午事変)
7月30日 朝鮮の変報に日本軍艦を急きょ派遣する
8月5日 戒厳令制定される
8月12日徴発令を定める
8月15日参事院議長山県有朋、煙草増税をもって軍備拡張にあたることを建議
8月22日 東京初の路面電車開業
8月30日 日韓両代表間に済物浦(サイモッポ)条約成る(15年事件は賠償により解決)
9月4日 ニューヨークに初めて電燈点火
9月22日陸軍裁判所を廃止、東京鎮台に軍法会議を設置
10月1日第1回内国絵画共進会開催(農商務省主催)*洋風画の出品は拒否
10月10日日本銀行開業
10月21日大隈重信・小野梓ら、東京専門学校開校式を挙行(早稲田大学の前身)
10月31日 海軍兵学校条令制定される
11月11日板垣退助・後藤象二郎、横浜を出発し渡欧
11月13日陸軍大学校条例を定める
11月19日 右大臣岩倉具視、海軍拡張建議
11月23日 見延山久遠寺炎上する
11月24日 兵備拡張のため地方長官召命
12月1日 福島県自由党幹部河野広中ら、政府転覆の盟約作成の容疑で逮捕される(福島事件)
12月2日 東京の馬車鉄道を更に延長して、京橋より上野間に布設開業する
12月11日 為替手形、約束手形条例公布
12月12日請願規則を布告する
12月28日 朝鮮特命全権公使朴泳孝、副使金晩植らと東京を発ち帰国する
12月29日 村田経芳、銃の発明にて叙勲
12月31日 陸奥宗光、禁固5年の刑を終わり出獄を許される
生活 この年
  • 銀座に丸善・森村・大倉組などの洋服店ができる
  • 二重マワシを着るものあり、横浜で金巾の輸入最も盛ん
  • 浅草で学生カバン製造され漸次普及する
  • 神戸港で米の輸入はじまる
  • 大阪に七つの搾乳場あり、牛乳過剰でバター製造を始める
  • 松本市で馬肉を食べ始める
  • 神谷伝兵衛コウザン蜂印ブドウ酒製造に成功する
  • 米国のブラッシ会社より初めて発電機が移入され、銀座二丁目に2000燭光の弧光燈の電燈を点す
その他
  • 本暦・略本暦は伊勢神宮で領布することになる
  • 田鎖綱記、速記文字を創案、習う者多し
  • 東京に鉄道馬車開通
  • 郵便葉書取扱手続公告
  • 下岡蓮杖、浅草に写真館を開業
  • スダレを豪州に輸出
  • 共同運搬会社・大日本山林会・大日本水産会設立

明治神宮外苑聖徳記念絵画館壁画

軍人勅諭下賜

寺崎武男 筆

公爵 山県伊三郎 奉納

1882年(明治15年)1月4日

太政官(赤坂仮皇居内)

条約改正会議

上野広一 筆

侯爵 井上勝之助 奉納

1882年(明治15年)4月5日

外務省