明治時代年表

1884年(明治17年)

月日 出来事・事物起源・話題
1月4日 官吏の恩給令公布
1月9日 大阪市東区の大火(1440戸焼失)
1月23日 近衛兵に軍旗を授与する
2月15日 朝鮮に初めて電信取扱開始(日本の経営にて内地釜山局間に限られる)
2月16日 陸軍卿大山巌、川上操六・桂太郎両大佐を従え、欧州兵制視察のため横浜出発
2月17日 梅ケ谷藤太郎横綱となる
3月10日 芝浜離宮の延陵館に天覧相撲催され初代梅ケ谷に横綱を許される
3月15日 地租条約制定(税率の固定、法定地価の決定)
3月17日 憲法制定取調局設置され、参議伊藤博文が長官を兼ねる
4月2日 明治天皇・皇后、隅田川に海軍兵のボート競漕を観覧
4月7日 山本長五郎(清水次郎長)、賭博で懲役7年、罰金400円に処せられる
5月1日 大阪商船会社創立開業する
5月7日 区町村会法改正、戸長官選となる
5月12日 フランスの化学者シャルドネにより人造絹糸発明され学会に発表報告
5月13日 群馬事件起こる
5月17日 東京帝国大学に造船科新設される
5月24日 学習院、初代院長に谷干城を任命
5月27日 蒸気起重機を初めて横浜停車場の荷揚場に建設し、運輸に便ならしめる
6月1日 天気予報を巡査交番所に掲示開始
6月7日 商標に関する条例制定
6月12日 鹿鳴館で日本初のバザー
6月16日 全国天気予報開始
6月25日 日本薬局方制定公布される
6月26日 陸地測量事業、参謀本部に管轄統一される
7月7日 華族令定める(爵位公・侯・伯・子・男の五位の制成る)
7月21日 横須賀造船所の開渠式
7月26日 ハワイホノルルに領事館設置
7月28日 京都二条城を離宮と定めらる
8月10日 自由党有一館設立される
8月10日 武州御殿峠に困民党蜂起
9月5日 宇品港(広島港)の築港着手
9月23日 茨城県下自由党の加波山事件起こる
10月10日 相州観音崎の砲台成る
10月13日 グリニッジの世界標準時定める
10月17日 学生ボート競漕、隅田川吾妻橋付近に催される(最初のボートレース)
10月18日巡洋艦「畝傍」フランスより回航の途につく(12月3日にシンガポールを発ったのち消息不明)
10月29日自由党解党
10月31日 秩父事件起こる (国民党が一斉に蜂起)
11月1日 明治天皇、不忍池畔競馬場臨幸
11月6日 内村鑑三、離婚を機に渡米する
12月4日甲申事変(ソウルで金玉均、朴泳孝ら親日派によるクーデターが起こる)
12月4日飯田事件(名古屋鎮台・監獄襲撃の計画)発覚する
12月6日 京城にて竹添公使の守兵、清国袁世凱の兵2,000と王宮の内外に衝突
12月15日 横須賀に鎮守府開設布告
12月17日 大隈重信ら改進党を脱党、 名古屋事件(政府転覆の計画)発覚する
12月24日 外務卿井上馨を朝鮮に遣して談判
生活 この年
  • 官吏の服制定まる
  • 鹿鳴館時代はじまり上流婦人の洋装はやる
  • 織物不況の時であるが綿ネル生産のみは高まる
  • 都市で首巻すたれ、肩掛はやる
  • バリカンが輸入され始める
  • 経木真田帽子の製作はじまる
  • 足利・桐生に染色講習所をおく
  • 紡績業深夜業開始
  • 三田育種『舶果来樹要覧』を刊行
  • 摂津能勢で天然炭酸水を利用し平野水の製造を始める
  • 大阪師団で白米病といわれる脚気患者多く、麦飯にあらためる
  • 宮城県古川町で土管により小規模の上水道竣工
文学
  • 坪内逍遥訳『自由太刀余波鋭鋒』(じゆうのたちなごりのきれあじ)刊(5月)
  • 井上勤訳『狐の裁判』刊(7月)
  • 円朝作『怪談牡丹灯籠』刊
その他
  • 官吏恩給令制定
  • 大阪商船会社開業
  • 上野・熊谷間鉄道開通
  • 佐久間貞一、活版工組合設立
  • 長崎・静岡・宮城県に紡績所創立
  • 小坂・十和田鉱山・赤城炭鉱開掘