明治時代年表

1885年(明治18年)

月日 出来事・事物起源・話題
1月1日 往復はがき、初めて発行される
1月7日 特命全権大使井上馨、韓国全権大臣金宏集と談判、我要求五事を約す
1月17日 羅馬字会創立、第一回例会を開催
1月25日 千葉医学校開校(現在の千葉大学)
1月25日 大山巌、欧州の兵制視察を終え帰朝
1月27日 ハワイ第1回移民(927人出発)
2月7日 政商、岩崎弥太郎死去
2月24日 伊藤博文、特派全権大使として清国へ差遣(西郷従道、井上馨これに従う)
3月1日 赤羽・品川間の鉄道開通(官私営鉄道の最初)
3月9日 初めて電話機・電燈が輸入される(エジソンが電話機と白熱電燈26個を工部大学に寄贈)
3月17日 全権大使伊藤博文、西郷従道、天津にて李鴻章と会見(天津条約の談判)
3月18日 プロシア参謀少佐メッケル、陸軍大学校雇教師となる
4月3日 特派全権大使伊藤博文、西郷従道ら、天津において李鴻章全権と談判開始
4月6日府県に小作慣行調査を命令
4月18日 朝鮮問題に関し、全権伊藤博文は清国代表李鴻章と天津条約調印
5月8日九州改進党解党
5月9日日本銀行、初めて兌換銀行券を発行する
5月15日イギリス海軍、朝鮮の巨文島を占領する
5月18日 監軍部条例(東部、中部、西部とする)、鎮台条例を改正する
5月20日 各鎮台の歩兵連隊を旅団に編成
5月30日 大蔵省に初めて預金局を設置(国家経済の運用と利殖を計る)
5月31日 富山市の大火(ほとんど全滅)
6月2日 京都にて琵琶湖疎水起工式
7月1日 特許法実施(第1号特許は堀田瑞松届けの錆止め塗料)
7月2日 関西地方に豪雨続き大洪水(とくに大阪市内の橋梁悉く流失し、死傷者多数)
7月17日 海底電信万国条約に加盟する
7月26日 明治天皇、山陽巡幸御発輦
9月17日日本郵船創立
9月24日違警罪即決例制定
10月1日 東京瓦斯、日本郵船両社創立
10月16日上野駅開業
11月13日 華族女学校開校式(皇后宮行賓)
11月14日 最初の坑業組合となる九州の筑豊石炭坑業組合成立
11月18日 明治天皇、日比谷操練場に御閲覧
11月23日 大阪事件 (自由党士大井憲太郎ら、清国に対する韓国の独立を謀り、事発覚して大阪に捕えられる )
11月24日 東京に基督(キリスト)教信徒大会開催
12月12日 大阪・堺間の鉄道開通する
12月22日 太政大臣、左右大臣、参議の制を廃し、新たに内閣各省を置き、官制改革が行われる
12月22日 最初の組閣、第一次伊藤内閣成立し初代総理大臣に伊藤博文(宮相兼務)
12月22日宮中に内大臣をおく(三条実美)
12月23日 初代法制局長官山尾庸三を任命
12月28日 内閣に統計局を設置
12月29日 大阪・堺間の鉄道開通開業
内閣総理大臣 伊藤博文 (明治18年12月22日~明治21年4月30日)
生活 この年
  • 東京女子師範制服を洋服とする(10月)
  • 婦人束髪会発会し、束髪多くなり、リボンが流行し始める
  • 兵営にバリカン献納を出願するものあり
  • 東京神田にセルロイドで櫛の製造をなすものあり
  • 婦人用洋式日傘流行する
  • インド産天然藍の輸入盛んになる
  • 大日本節酒会設立
  • 三田育種場『再植馬鈴薯の記』を刊行
  • 大阪の屠牛数12676頭に達し、同年の日本全屠牛中数の約80%を占める
  • 摺附木に黄燐使用を禁止
  • 東京瓦斯株式会社設立
  • 横浜市初めて鉄管使用の上水道を設ける
文学
  • 硯友社創立、『我楽多文庫』創刊(2月)
  • 坪内逍遥著『当世書生気質』分冊刊行(6月)
  • 『女学雑誌』創刊(7月)
  • 坪内逍遥著『小説神髄』第一冊刊(9月)
  • 東海散士著『佳人之奇遇』刊(10月)
  • 近藤瓶城編『史籍集覧』正編刊了
その他
  • 往復ハガキ発売(1月)
  • 山手線(品川-赤羽間)開通(2月)
  • 萩野ぎん、女医となる(3月)
  • 電信料金、全国均一制
  • 日本郵船会社設立
  • 阪堺鉄道開通
  • 丸善、万年筆を輸入、和製もできる
  • 国産の石盤できる
  • 除虫菊栽培はじまる
  • 東京感化院創立
  • 秋田の阿仁鉱山及び福岡県の八炭坑が開業する

明治神宮外苑聖徳記念絵画館壁画

華族女学校行啓

華族女学校行啓

跡見泰 筆

常盤会 奉納

1885年(明治18年)11月13日

東京華族女学校