明治時代年表

1891年(明治24年)

月日 出来事・事物起源・話題
1月13日 警視総監、保安条例を発動し、壮士ら54名に東京退去を命令
1月19日 板垣退助、議員40名と共に立憲自由党を起こす
1月20日 帝国議会議事堂全焼
2月3日 内村鑑三、不敬事件がもとで失職に追い込まれる
2月18日 三条実美死去(叙正一位)
2月20日 土佐派自由党議員の裏切りにより、政府支持の動議可決(自由党分裂)
2月21日 中江兆民、議会の弱腰を批判し、衆議院議員の辞表提出
3月1日 東京手形交換所設立
3月8日 神田ニコライ堂開堂式
3月18日 ロンドン・パリ間に海を越えて電話開通し、両市にて盛大な開通式挙行
3月19日 立憲自由党、自由党と改称し、板垣退助を総理に決定
3月24日 度量絵衡法公布
3月25日 板垣退助、自由党総理となる
4月1日 郡制施行開始
4月9日 幕末勤皇家へ正四位を追贈(橋本佐内、坂本龍馬、中岡慎太郎、高杉晋作など27氏)
4月29日 日本で初めて飛行機の雛形飛ぶ
5月1日 日本赤十字社病院、飯田町より麻布に移転開院(毎年5月1日を創立記念日とする)
5月6日 三国同盟更新
5月6日 第一次松方正義内閣成立(山県内閣総辞職)
5月11日 大津事件(大津において巡査津田三蔵、来日中のロシア皇太子ニコライ親王を切りつけ負傷させる)
5月12日 明治天皇、京都に出発
5月13日 明治天皇、ロシア皇太子を見舞う
5月20日 畠山勇子、大津事件を憂い日本の危機回避を祈願し京都府庁の門前で自殺
5月21日 屋井先蔵、電気時計を発明する
5月26日 法相と内相、児島惟謙及び裁判官の説得を図るが失敗
5月27日 大審院長児島惟謙、政府の大逆罪適用の要求に反対、津田に無期判決(大津事件)
5月30日 ロシア、シベリア鉄道着工
7月11日 東京音楽学校卒業式で「君が代」が歌われ、先例となる
8月7日 日本最初の魚形水雷の試射(相州浜にて海軍省技師、喜志・坂本両氏による)
8月27日 露仏同盟調印
9月1日 日本鉄道、上野・青森間東北本線開通(東京・青森間全通)
10月2日 東京市、市区改正費のため公債1000万円を募る(市民公債の始)
10月28日 濃尾大地震(岐阜県、愛知県に大地震、倒壊焼失家屋約26万8千戸、死者約9万6千人)
11月5日陸軍省、靖国神社に維新前後の国事殉難者1277人を合祀
11月8日 自由党首板垣退助、改進党首大隈重信、早稲田に会見し両党連盟を議す
11月21日 第二通常議会召集
11月26日 第二回帝国議会開院式挙行
12月13日 近衛司令部条例改正、近衛都督を近衛師団長とする
12月18日 田中正造、足尾銅山の鉱毒問題に関する質問書を衆議院に提出する
12月22日 海相樺山資紀の蛮勇演説(衆議院にて薩長罰の功績を高揚して反感を買い、議場混乱する)
12月25日 衆議院、民党主張の予算大削減案を可決し解散(最初の議会解散断行)
12月28日大隈重信、立憲改進党に再入党
12月30日 鳥取県淀江町大火(2600戸焼失)
内閣総理大臣 山県有朋 (明治22年12月24日~明治24年5月6日)
松方正義 (明治24年5月6日~明治25年8月8日)
生活 この年
  • 東京大森の川田父子、経木真田(きょうぎさなだ)を発明
  • 信玄袋現れる
  • 女持手さげ鞄現れる
 
  • 長崎市水道竣工
  • 熊本電燈、北海道電燈、それぞれ開業
  • ガスの白熱マントルが使用されはじめる
文学
  • 大槻文彦編『言海』完成(6月)
  • 『早稲田文学』創刊(10月)
その他
  • 帝国議事堂火災
  • 度量衡法公布
  • 雇人口入営業取締規則警察令として公布
  • 日本鉄道甲乙二種の定期乗合割引切符発売始める
  • 東北本線鉄道全通
  • 濃尾大地震
  • 木挽町郵便局、郵便配達に自転車使用
地方 この年
北海道
  • 釧路港が特別輸出港に指定される
東北
  • 日本鉄道の上野・青森間が全線開通
関東
  • 第一高等中学校で内村鑑三の不敬事件がおこる
中部
  • 濃尾地方に大地震がおこり、1500人が亡くなる
近畿
  • 大津で津田三蔵巡査がロシア皇太子をきりつける
中国
  • 三重県の真珠を広島に移植試験をおこなう
四国
九州
  • ロシア皇太子が来朝し、長崎に上陸する