明治時代年表

1902年(明治35年)

月日 出来事・事物起源・話題
1月23日 耐寒雪中行軍中の弘前歩兵第五連隊、八甲田山麓で遭難
1月27日八甲田山“死の行軍”事件が発覚
1月30日 日英同盟条約調印(林大使と英外相ランスダウンとの間に調印)
2月6日 愛国婦人会、最初の軍人遺族弔慰(八甲田山雪中行軍に斃れた遺族を弔慰)
2月12日桂首相、日英同盟条約締結の報告演説を貴族院にて行う
2月16日花井卓蔵・河野広中ら、最初の普通選挙法案を衆議院に提出(否決)
2月25日東京瓦斯新会社、ガス炊飯かまどの専売特許を取得
2月25日伊藤博文、欧米より帰国
3月25日商工会議所法公布
3月27日東京で少年の臀肉切取り殺害事件
3月30日 愛国婦人会第一回総会、東京偕交社で開催
3月30日 福井市で大火(約3000戸が焼失)
4月8日ロシア、清間で満州撤兵に関する協定調印なる
4月10日宮崎民蔵、「土地復権同志会」創立
4月18日 奥村五百子、愛国婦人会設立後間もなく、京都を始め各地の遊説に出発
4月20日日本初の女子野球大会開催
4月27日 国民同盟解散
5月5日 正岡子規、「病牀六尺」連載開始
5月18日 イギリスへ注文せる戦艦「三笠」竣工して、横須賀に到着する
5月28日第一銀行、韓国で銀行券発行
5月28日 電柱広告が許可される
5月31日 馬関を下関と改称
6月6日東京株式市場大暴落で立会停止
6月16日 渋沢栄一、外遊中アメリカ大統領とホワイト・ハウスに会見(大統領、日本の発展を賞賛)
6月19日 官製記念絵葉書初めて発行(万国郵便条約加盟25周年記念)
6月26日 御木本幸吉、養殖真珠の特許
7月3日 標準語選定発表される
7月6日山梨県笹子トンネル貫通
7月15日呉造兵廠の職工5000人がスト、鎮圧に軍隊が出動
7月15日 この日発行の雑誌『文藝倶楽部』に初めて原色版印刷の口絵掲載される
7月16日 特設電話初めて実施(電話加入者の設備費負担制に依る)
7月19日 山梨県笹子トンネル開通
8月7日鳥島が大爆発、島にいた125人全員が死亡
8月10日第7回総選挙(初の任期満了選挙)
8月14日小石川砲兵工廠スト
8月15日大谷光瑞ら、ロンドンより中央アジア仏蹟探検に出発
9月2日 東京専門学校を早稲田大学と改称
9月8日萬朝報社有志、「理想団」結成
9月19日 正岡子規逝く
9月28日 関東・東北地方に大暴風雨(足尾銅山の山崩れで死者34人、不明170人)
10月8日ロシア、満州第一期撤兵実行
10月21日 赤十字社25周年総会(皇后行啓)
11月1日 川上音二郎夫妻、俳優として初めて勲章を授与される
11月3日 三井組本館落成(現・三井住友銀行)
11月12日 観菊御宴開かれる
11月14日東大生・藤井実、陸上100メートルに10秒24の世界新記録
12月1日 国勢調査法公布される
12月4日政友会、憲政本党、地租増徴継続反対を決議
12月11日 政府、衆議院へ海軍拡張案提議
12月13日哲学館事件おこる
12月16日丸善で「大英百科全書」全25巻の予約開始、1250部を販売
12月17日教科書疑獄事件の検挙開始
12月29日 松方正義を赤十字社社長に任命
内閣総理大臣 桂太郎 (明治34年6月2日~明治39年1月7日)
生活 この年
  • インパネス流行し、冬より外套のごとく毛布をまとう事が流行する
  • 都市商人の間に、道行、モジリの角袖外套流行
  • パナマ帽流行、リンネル帽・ナポレオン帽も流行したが、郵便夫が後者を利用してから、その流行衰える
  • 毛布の襟巻始まる
  • 婦人庇髪流行し始める
  • 腕時計行われ始める
  • 関門製氷会社の人造氷北九州各地に進出
  • 有楽座椅子席となる
その他
  • 江ノ島電気鉄道開業
  • アメリカ・ロシア大使館員自家用自動車を乗り回し始める
  • 万国郵便連合加盟25周年祝典記念絵はがきが出て、絵はがき流行の魁となる
  • エボナイト輸入、国産万年筆現れる
  • 東北地方大凶作
  • 台湾製糖・電力使用工場を開始
地方 この年
北海道
東北
  • 青森の歩兵第五連隊の雪中行軍で209名が八甲田山中で凍死する
  • 東北地方に冷害のため大飢饉がおこり、特に青森の被害が甚大
関東
  • 鳥島が大爆発をおこし、住民125名が全滅する(東京)
中部
  • 宝田石油会社が日之本石油以下の33会社を併合する(新潟)
近畿
  • 木戸次善が大阪府の妙見山上に私立測候所を設立する
    大阪砲兵工廠の火薬庫が爆発し、民家200戸を破壊
中国
  • 山陽鉄道経営の山陽ホテルが下関駅に開業する
四国
  • 高松で讃岐実業新聞を創刊する
九州

明治神宮外苑聖徳記念絵画館壁画

日英同盟

山本鼎 筆

朝鮮銀行 奉納

1902年(明治35年)2月12日

貴族院

赤十字社総会行啓

湯浅一郎 筆

日本赤十字社 奉納

1902年(明治35年)10月21日

東京上野公園