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1861年(文久元年) Archive

伊東玄朴の大手術

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1861年(文久元年)6月3日、蘭医伊東玄朴が、麻酔薬を用いて片脚切断の大手術をしたという記録があります。

江戸吉原の幇間桜川善孝の子の由次郎という若者が、脱疽を患って次第に重態となり、もう助からぬものと痛く悲観しているのに対し、玄朴は西洋医術から学び得た麻酔薬のクロフォルムを用い、この日右脚切断の思い切った大手術を行ないます。その経過は頗る良好で、やがて手術の傷も治って命を取止めたのでした。

既に命は無いものと覚悟して、寧ろ捨鉢の気味で手術を受けた本人にとって、玄朴先生こそは誠に命の恩人だと大喜びで、遭う人毎に、「この通りだ」と足をまくって見せます。

ある晩のこと、片脚のままで、そっと客席に侍り、左の足一本で舞を踊って見せて大喝采を浴びた。その時も、「膝をまくって見せろ、右足が無いというのは嘘だろう」と皆に言われた程に、彼の患部は立派に全癒していました。

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