- 2004年10月 3日 20:51
- 雲の下の風景

(名古屋市)
名古屋市千草区の平和公園には、残念ながら収容所で亡くなられた15名のロシア兵の墓地があるというので訪ねてみることにしました。
しかしながら、広大な公園内でロシア兵墓地を見つけることはなかなか困難であり、道を尋ねながらやっと陸軍墓地内にあることを教えていただきます。その敷地内に赤レンガの囲いに独特の十字架を頂いた記念碑を見つけます。記念碑には帝国の紋章である「双頭の鷲」が刻まれており、間違いなくロシア兵墓地だと確信しました。
その隣には「鉄十字」を刻んだ墓碑があり、第一次世界大戦における青島で捕虜となったドイツ兵の墓地だそうです。
日露戦争で、日本兵はロシア将兵7万9,454名を捕虜とした。捕虜収容所は松山を初めとし全国に設けられ名古屋にも存在しました。捕虜の待遇は戦時国際法にのっとり相当に優遇され、特に松山収容所では捕虜は散歩も自由で近くの道後温泉に入ることも許可されていたといいます。
松山の厚遇ぶりはあまりにも有名でありますが、名古屋収容所でもロシアから妻が会いに来たところ、民家を借りてやり、夫婦で賃貸住まいを許し優遇したといわれております。



