正岡子規は「病牀六尺」の中で、竹馬の友秋山真之について記しています。
枕許にちらかってあるもの、絵本、雑誌等数十冊。置時計、寒暖計、硯、筆、唾壷、汚物入れの丼鉢、呼鈴、まごの手、ハンケチ、その中に目立ちたる毛繻子(じゅす)のはでなる毛蒲団一枚、これは軍艦に居る友達から贈られたのである。「病牀六尺」(6月7日)より
秋山真之はアメリカ留学中に、病床の子規の為に体に負担をかけない軽い絹の蒲団を送りました。子規はこれを記した3ヵ月後の明治35年9月19日に息を引き取りますが、この時、真之から贈られたこの蒲団を臨終の時まで子規は愛用したといいます。
友情っていいなと思います。
- Newer: 秋山真之の予見、山路一善の功績
- Older: 秋山真之の遺言
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.sakanouenokumo.jp/mt/mt-tb.cgi/157
- Listed below are links to weblogs that reference
- 正岡子規と秋山真之の友情 from 「明治」という国家



