- 2006年3月28日 00:43
- 1890年(明治23年)
明治時代の選挙は、今の選挙と違ってかなり過激であったようです。
とくに対立候補がいて激烈な戦いの時は、選挙人の奪い合いから衝突になることが多く、運動員(壮士)はボディガードの役目も持ち、背中には日本刀をくくりつけたり、長い棍棒をもって選挙運動を行うのが普通であったといいます。
1890年(明治23年)の弟1回衆議院議員選挙(投票日は7月1日)には、6月28日に横浜において平沼派と島田派の対立から、島田派の運動員が平沼派の事務所へなぐりこみをかけたことにより、巡査数名が動員された。これがわが国における最初の選挙違反ということになります。
また、一方で候補者も過激でした。
私財をほうりだし、妻子に水盃までして立候補していたので、落選しようものなら割腹自殺をする者もいたようです。
当時の新聞には、以下のような広告が掲載されました。
衆議院選挙もあと三日にせまりました。察するに落選して失望落胆の余りに割腹非業の死をとげる候補者もきっと多いことでしょう。しかし、通常の寺院ではこのような死者の取扱は嫌うであろうから、当方で特別の計いでお引受けすることをあらかじめお知らせ致します。
ちょっと、笑えません。
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