- 2006年5月11日 22:31
- 乃木希典
驚 皇 千 有
世 軍 年 死
功 十 誰 無
名 万 見 生
是 誰 表 何
此 英 忠 足
時 傑 碑 非
死あって生なし何ぞ悲しむに足らん
千年誰か見ん表忠碑
皇軍十万誰か英傑
世を驚かすの功名これ此の時
この漢詩は、二百三高地が陥ちた後に乃木希典と児玉源太郎は詩会をおこない、その時に乃木が詠んだ詩です。
意味は、
この戦場にあっては死のみあり、生はない。が、それはすこしも悲しむに足りない。どうせ人生はみじかいのである。無形の表忠碑こそ千年の風霜に耐えるものではないか。皇軍十万、ことごとく英傑であり、世を驚かす功名こそこれこのときである。……
このあと、児玉に「千年誰か見ん表忠碑というのは、なにやら物悲しすぎるようだ。千年朽ちず(千年不朽)とすればどうか」といわれ乃木は素直に訂正します。
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