- 2006年7月26日 23:04
- 児玉源太郎
私が『坂の上の雲』の数あるシーンの中で、とくに気に入っているのが、児玉源太郎が初めて登場するシーンです。
齢のころは五十くらいの小柄な男である。頭が里芋の子のようにまるく、きれいに禿げているが、目に愛嬌があり、どこか子供っぽくてたえずくるくる動いている。
「たのむ。渋沢サンはいるかね」
といいながら、受付の台にあごをのせるようなかっこうをし、指さきでコツコツたたいている。せいぜい小学校の分校主任といったような男だった。『坂の上の雲』(開戦へ)より
「目に愛嬌があり、どこか子供っぽくてたえずくるくる動いている」、「受付の台にあごをのせるようなかっこう」と、児玉源太郎の背の小ささを滑稽にそして愛らしく描写についつい親近感を覚えてしまいます。
ちなみに、児玉源太郎は五尺あるかないかの身の丈です。歴史上の人物なら源義経や豊臣秀吉と同じです。一尺が約30.3cmでありますから、身長は150cmあるかないかということになります。ちょうど吉本新喜劇の池乃めだかさんくらいの身長といえるでしょうか。
なお、坂本竜馬の身長は173cm、親友であった乃木希典は162cmです。
3人が並ぶとちょうどこんな感じでしょうか。

(軍帽を被ってますから高く見えてます...)
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