では、この「浪高シ」とは実際にはどれくらいの高さの波なのでしょうか。
帝国海軍が定めるところの「波浪等級」で見ますと、
| 等級 | 状態 | 波の高さ |
| 1 | 穏やか | 0m |
| 2 | 滑らか | 0.3m~0.6m |
| 3 | 少々浪あり | 0.6m~1.0m |
| 4 | かなり浪あり | 1.0m~1.5m |
| 5 | 浪稍荒らし | 1.5m~2.5m |
| 6 | 浪荒らし | 2.5m~4.0m |
| 7 | 浪高し | 4.0m~7.0m |
| 8 | 浪甚だ高し | 7.0m~13.0m |
| 9 | 怒涛 | 13.0m以上 |
「浪高シ」は7等級になり、4.0~7.0mの波の高さになります。
これは気象台が発表するところの「波浪警報」になります。船は出港停止や航路変更の影響を受ける高さということです。とまあ、こんな危険な荒波のなか東郷平八郎は「敵前大回頭」をやってのけたのであります。
- Newer: 一斉回頭と逐次回頭
- Older: 日露戦争戦没者追悼人形(英霊人形)



