- 2006年9月 7日 23:59
- 児玉源太郎
日露戦争時、児玉源太郎は参謀本部に泊りきりで職務にあたりました。
ある晩おそく大いに泥酔した有名某料理店の女将と某将軍とが陸軍省の裏門をたたき起こしました。門番は宿直判任官と共に出て、女将と某将軍に
「公用でしょうか?」
とたずねます。将軍はもちろん、女将までもが大威張りに門番を叱り付け、
「児玉さんに面会に来たのだ」
と、怒鳴った。すると門番は、
「女将などに公用があるものか?」
と、門をそのままぴしゃりと閉ざしてしまった。
ニ三日経って、ある宴会の席で、その女将は児玉に
「あの門番と判任官は無礼だ」
と大いに怒って言いつけます。その翌日、児玉はその門番と判任官を呼び出して、
「よくやった」
と、その職務に忠実であったことを褒め、金一封を与えたといいます。
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