- 2006年9月19日 22:40
- 1902年(明治35年) | 正岡子規
この日、旧暦の十七夜にあたっていた。(中略)その板塀のあかるさのなかを、何物かが動いて流れてゆくような気が、一瞬した。子規居士の霊だと、虚子はおもった。霊がいま空中へあがりつつあるのであろう。
子規逝くや十七日の月明に
と、虚子が口ずさんだのは、このときであった。即興だが、こしらえごとでなく、子規がその文学的生命をかけてやかましくいった写生を虚子はいまおこなったつもりだった。『坂の上の雲』(十七夜)より

(為山画・虚子句)
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