- 2007年1月14日 00:24
- 1905年(明治38年) | 乃木希典
乃木希典が朗読した祭文は以下になります。
祭文
維時明治三十八年一月十四日、第三軍司令官乃木希典等謹みて清酌庶羞の奠を以て、我が第三軍殉難将卒諸子の霊を祭る、☐きに我軍の関東半島に上陸せし以来実に二百十有余日、其間諸子は克く勇往し、克く健闘し、或は鋒鏑、砲火の下に命を致し、或は風餐雨虐の間に病歿せしもの少なしとせず、而も其功業遂に空しからず、茲に旅順口内敵艦隊の全滅に帰し、敵要塞の降伏を見るに至りしもの、洵に諸子の遺烈に因る、希典等諸子と生死を共にし、而も生きて、大元帥陛下より優渥なる勅語を下賜さるるに会い、顧みて諸子が遺烈を念へば、豈独り光栄を享くるに忍びんや、嗚呼諸子と此光栄を頒たんとして幽冥相隔つ、哀哉、乃ち我軍の旅順口に入るや、諸子が忠血を以て染めたる山川と要塞とを下瞰する處を卜し、先ず血を清め檀を設けて、諸子の英魂を招く、庶幾くは魂や髣髴として来り響けよ高橋壮昂著著『日露戦役録』より
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