- 2007年3月29日 01:41
- 雑記
昨日のNHK「その時歴史が動いた」 ~スペシャル もう一度聞きたい あの人の言葉 ~ 」で、
高杉晋作の辞世の句、「おもしろきこともなき世をおもしろく...」が、坂本龍馬をおさえて見事1位に選ばれました。
私もこの句に一票を投じていましたので、とても嬉しいです。
晋作は辞世の歌を書くつもりであった。ちょっと考え、やがてみみずが這うような力のない文字で、書きはじめた。『世に凄む日日』(老年)より
おもしろき こともなき世を
おもしろく
とまで書いたが、力がつき、筆をおとしてしまった。晋作にすれば本来おもしろからぬ世の中をずいぶん面白くすごしてきた。もはやなんの悔いもない、というつもりであったろうが、望東尼は、晋作のこの尻きれとんぼの辞世に下の句をつけてやらねばならないとおもい、
「すみなすものは、心なりけり」
と書き、晋作の顔の上にかざした。望東尼の下の句は変に道歌めいていて晋作の好みらしくはなかった。しかし晋作はいま一度目をひらいて、
「・・・・・・面白いのう」
と微笑し、ふたたび昏睡状態に入り、ほどなく脈が絶えた。
堂々の1位になったのですから、ここはNHKさん、是非とも「蒼天の夢 松陰と晋作・新世紀への挑戦」の再放送をよろしくお願いします。
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