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ストーンウォール号(甲鉄艦)、横浜に入港

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甲鉄艦

1868年(慶應4年)4月2日、徳川幕府がアメリカに注文していた鉄張りの軍艦ストーンウォール号が、横浜に入港しました。

しかし、時はあたかも官軍が江戸城に迫り、幕軍の彰義隊と激戦している戊辰戦争真っ只中であり、また明治新政府の要請により、英・米・仏・蘭・伊・プロイセンの六カ国は、同年2月18日に局外中立を宣言していたため、アメリカ公使はこれを理由にストーンウォール号を抑留します。

奥羽を平定した明治新政府は、ストーンウォール号の入手を切望し、局外中立解除を要請した結果、1869年(明治2年)2月に解除が宣言されました。新政府は代金を支払い同艦を引き取り、「甲鉄」艦と命名、函館戦争にむけ北航させます。

アームストロング砲を備えた「甲鉄」は、当時最大の攻撃力と防御力を兼ね備えた官軍の金城鉄壁の軍艦として奮戦します。

後に「甲鉄」艦は「東」艦と改称され、佐賀の乱西南戦争にも従軍しますが、1888年(明治21年)より横須賀港に繋留、廃艦となり、1889年(明治22年)10月に、大砲の打試し、水雷の実地演習の標的艦としてその生涯を終えます。

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Comments:4

2008年4月 8日 09:02

はじめまして。だいぶ前ですが、僕もこの艦について少々調べたことがあります。波乱万丈の半生ですね!日本にたどり着く前の経歴がまず凄い。さながら冒険小説の主人公のような・・・・・いけない。いつのまにか擬人化しています(苦笑)。

しかし「燃えよ剣」で描かれていた経歴とは食い違いますね。あの小説が書かれた当時はしっかりした資料がなかったのでしょうか。

kaiZer 2008年4月 8日 20:41

はじめまして。コメントありがとうございます。

ご指摘の『燃えよ剣』の記述は以下の箇所でしょうか。

この艦はのちに東艦と命名され、
二十数年後の日清戦争のときでもなお庶民のあいだで代表的軍艦として名を知られていた。
「日清談判破裂して、品川乗り出す東艦
という日清戦争のときの唱歌は、この艦をうたったものだが(省略)
『燃えよ剣』(甲鉄艦)より

ここの「日清談判破裂して、品川乗り出す東艦」「東艦」は日清戦争前にすでに廃艦になっていますので、品川を出港するのは無理がありますね。

もう一つ「吾妻艦」という表記のものもありますが、こちらは日清戦争後に注文された軍艦ですので、これもやはり無理がありますね。

何だか、ヘンテコな歌です。

2008年4月 9日 19:13

さっそくのお返事、ありがとうございます。
さて「燃えよ剣」のことですが、ぼくが憶えていた記述はもう少し前の部分です。

 余談だが、この艦は、アメリカの南北戦争の最中に北軍の注文で建造されたもので、一艦もって南軍艦隊を破りうるといわれたほどのものであった。が、できあがったときには南軍政府が降伏し、戦争は終わっていた。

国史大辞典が語るところによるとストーンウォールを注文したのは南軍側で、その後数奇な放浪の末日本にたどり着いたそうです。「燃えよ剣」が発表されたのは四十年以上前ですから、このへんの資料が揃っていなかったのかもしれませんね。

kaiZer 2008年4月10日 00:18

的外れな返答致しまして、たいへん失礼致しました。

確かにストーンウォール号を発注したのは南軍ですね。
このへんの資料を確認せずに、勢いで書いたのかもしれませんね。

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