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万国博覧会に初めて日本参加する

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墺国博覧会
「墺国博覧会参同記要」より

日本が万国博覧会に参加したのは、1873年(明治6年)5月1日、オーストリアのウィーンで開かれた博覧会が最初でありました。

明治初年の多事な折柄なので出品は小規模ではありましたが、同博覧会出品事務局弁理公使として、佐野常民が渡欧し、日本館は大いに異彩を放ちます。

日本独特の風俗や風景、諸物産や文化いろいろと陳列した中でも、名古屋城の鯱をはじめ、上野の五重の塔、鎌倉の大仏、浅草雷門浅草寺の大提灯等の実物大の模型は、殊の外好評を博したのでした。(*鯱は本物)

日本館の会場建築には、特に日本の腕利きの大工を派遣し、純日本式の木造建築に妙技を発揮したのでありますが、日本大工の話は当時のウィンの新聞記事を賑わします。

それに依りますと、日本の大工は僅かの道具を用い、非常な速さで、素晴らしい美術的建築を竣工する事や、大工道具の用い方が、欧州のそれとは全然趣を異にする事、ノコの如きは全然反対の方向に挽く事、殊にカンナが木を削る様子は、とても珍しがられたそうですあります。

フランスのヨゼフ皇帝、皇后お揃いで、わざわざ開場前の日本大工の作業を見学され、あのスルスルと削れるカンナには恍惚として目を止められ、なんとそのカンナ屑をお土産に持ち帰ったと云います。

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