- 2008年5月20日 00:04
- 1887年(明治20年)

桐・竹・鳳凰が描かれた日本赤十字社の額(昭憲皇后のアイデアを基にしたデザイン)
1887年(明治20年)5月20日、日本赤十字社の第一回総会が開かれました。会場は当時新築事務所が竣工したばかりの東京市麹町区飯田町となります。
日本赤十字社は1864年のジュネーブ(赤十字)条約に基づく組織で、日本は1886年(明治19年)加盟します。その前身は1877年(明治10年)の西南戦争に際し、傷病兵の平等救護のため佐野常民らによって結成されていた博愛社であり、1887年(明治20年)に日本赤十字社と改称します。
この総会に於いて、熾仁親王殿下を同社の総裁に推戴し、次いで常議員理事の選挙等が行われ、総裁殿下より論旨を賜った後、社員総代として佐野常民より答詞を述べて散会となっています。
当時の出席者、及び社員数に就いては、同社の記録にも判然と示されておらず、だいたい200名位であったろうといわれます。その翌1888年(明治21年)6月23日に於ける第二回総会には社員約500余名となり、皇后陛下行啓の栄に浴しています。
今日より顧みれば、創立当時の社況は如何にも微々たるものに見えますが、日清戦争、日露戦争の両戦争を経て、国民の愛国の熱情はいやが上にも高まり、同社も急に活況を呈し、昭和11年末の社員総数は実に287万6783名の多数に登っています。
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