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日本最初の皆既日食観測

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日本で初めて皆既日食の観測が行われたのは、1887年(明治20年)8月19日、場所は福島、新潟の両県下でありました。

時の陸軍大臣大山巌大将を始め、中央気象台のクニッピング博士、アメリカから来朝したトッド博士らが援助を与えたので、福島県下では白河城址に、蘆野理学士が、写真家の小川一眞を伴って観測に出掛けます。天文台長の寺尾博士一行も、城の南方に観測器械を据えて、機の到るを待っていました。然しながら、当日曇天の為め、観測は不成功に終りました。

一方、新潟郊外の東大崎村永明寺へ観測に出掛けた内務省地理局の荒井郁之助一行は、幸に天候に恵まれて、太陽の光焔写真3枚を撮影、文部省編輯局伊澤修二は光焔を写生して、トッド博士に贈ったという記録が残っています。

何しろ日本最初の日蝕観測とて、国内は非常な感興を喚び、郵船会社では特に日蝕観測船を仕立てたり、鉄道側では半額券まで発行するという腰の入れようでありました。

尤も日本最初の天文観測としては、明治7年12月10日、金星が太陽面通過を、神戸の諏訪山上から、5インチの望遠鏡で観測した記録があります。

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