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紙幣印刷機の輸入

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「神功皇后札」 (明治14年から発行された偽造防止を工夫した改造紙幣)

1875年(明治8年)1月25日、紙幣印刷のための銅版印刷機が輸入されてこの日横浜に着荷しました。

従来の紙幣印刷は古くは木版印刷の幼稚なものであり、明治に入ってからも石版印刷のため粗悪で贋造の心配があり、紙幣寮(今の印刷局の前進)では、ドイツにその印刷を依頼していました。

ドイツのフランクフルトのドンドルフ会社で印刷した日本の紙幣太政官札は、彫刻銅版の精密なものでしたが、その為外国に支払う印刷費は莫大なものでありました。

そこで1874年(明治7年)1月、得能良介が紙幣寮頭に就任すると同時に、紙幣印刷の独立を運動し、同年4月にはドイツのドンドルフ会社から、4,900ポンドで銅版印刷機一式を購入し、翌年のこの日横浜に着荷したのでした。

紙幣の図案や製版彫刻には、当時来日中のイタリア人のエドアルド・キヨソネが大いに腕を揮い、ここに初めて国産紙幣は刷出されるようになりました。

ちなみに、このキヨツネは、彫刻銅版印刷の技術を日本に伝授したばかりでなく、日本最初の漉込模造紙を造り出した人であり、また明治天皇の御尊影を始めとして、三条実美、岩倉具視西郷隆盛大久保利通木戸孝允等の諸公の肖像を彫刻銅版に刷り上げて、写真よりも遥かに活き活きとした芸術的の製品を遺すなど、その功績は偉大なものがありました。

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