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秋山真之の葬儀

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  • Posted by: sakanouenokumo
  • 2009年2月 7日 23:19
  • 秋山真之

秋山真之の葬儀
青山斎場に於ける秋山真之の葬儀

1918年(大正7年)2月7日、青山斎場に於て、秋山真之の葬儀が営まれました。

以下は、伝記『秋山眞之』(昭和8年)の一節です。

将軍の訃伝はるや国を挙げて哀惜せざるはなかった。或は未来の海相と目せられ、或は首相とまで嘱目されていた将軍の此の突然の卒去は洵に意外であり知るも知らぬも深き哀悼の意を表した。
超えて二月七日青山斎場に於て盛大なる葬儀が営まれた。

葬儀に臨んで葬儀委員たる事を志願するものの余りに多数なるに驚かれた。
殊にそれが海軍部内に多かったのは自然の数でもあろうが、海軍省及び近親者の希望で、都内からは将軍同級の親友たる森山中将を葬儀委員長に挙げ、あとは皆郷党の者で取り運んだ。葬儀の日斎場は朝野の顕官名士で埋められ、伊集院元帥と森山中将によって次の如き弔詞が朗読された。

弔詞
海軍中将従四位勲二等功三級秋山眞之君逝ク悲哉君夙ニ海軍ニ入リ職ニ在ルコト二十余年力ヲ要職ニ竭クシ出テテハ外征ニ籌策ノ寄功ヲ樹テ入リテハ機務ニ経営ノ偉業ヲ挙ケ一意奉公ノ誠ヲ効シテ勲績甚タ顕ル
惟フニ君出群ノ器ヲ以テ才高ク識遠ク上下ノ倚頼スル所ナリシニ天年ヲ假サス終ニ溘亡セラルルニ至ル洵ニ邦家ノ恨事タリ
茲ニ葬ニ■ミ■惜ノ情ニ堪ヘス乃チ及後會會員ヲ代表シ恭シク弔詞ヲ述フ
大正七年二月七日
及後會會長元帥海軍大将男爵 伊集院五郎


維時大正七年二月七日及後會第十四號會員総代海軍少将森山慶三郎謹ミテ故海軍中将従四位勲二等功三級秋山眞之君ノ霊ニ告ク

君資性聰敏夙ニ群倫ヲ抜ク少壮海軍兵学校ニ入リ明治二十三年業ヲ卒フ爾来重職ヲ経歴シ累進シテ現官ノ栄位ニ陞ル其ノ職ニ在ルヤ忠誠一貫會テ功名利達ヲ思ハス居常国家ヲ以テ心トシ終始報效ヲ以テ念トシ修養研鑽奮励努力一意邦家ノ安泰ト国運ノ隆昌ニ裨補スル所アラントス出テテ征戦ニ従ヒテハ帷幄ノ勳ヲ樹テ入テ軍政ニ参シテ企画ノ功ヲ奏ス是皆君カ盡忠ノ至誠報国ノ丹心ニ発セルモノニシテ其ノ英風芳列雄志壮宏理洵ニ武人ノ儀表トシテ後世ニ垂範スルニ足ル今ヤ軍国多事君ノ参画ニ俟ツモノ尠シトセス然ルニ一朝病ヲ得多大ノ抱負ヲ齎ラシ溘焉トシテ逝カル誰カ痛惜セラルモノアランヤ
予等君ト共ニ海軍ニ入リ交友爰ニ三十有余年親灸殊ニ深ク敬信甚タ厚シ然カモ今ヤ幽明鏡ヲ異ニシ復タ君カ聲咳ニ接スルヲ得ス嗚呼悲哉茲ニ葬儀ニ會シ追懐ノ情禁スル能ハス恭シク徴忱ヲ布ク尚クハ饗ケヨ

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