- 2009年2月15日 11:06
- 1892年(明治25年)
選挙干渉とは行政府が選挙結果を自己に有利な方向に導くために、選挙の管理・運営の枠をこえて行う措置の事です。また、生業なく粗暴な言論・行為を行う者に対し、公共の安寧秩序を保持する目的から、そうした行為の将来の敢行を制止する予戒令を発して民党を圧迫します。
この為に各地に於いて未曾有の大混乱を来たします。棍棒はおどり、鉄拳が飛び、発砲、殺人、焼打など壮士の暴行、運動者の狼藉が始まり、高知県下では投票箱の奪取、熊本鎮台では軍隊の出動などという騒ぎとなり、全国で死者25人・負傷者388人を出す事態となります。
しかしながら、16日開票の結果は、115名対161名で民党の勝利に帰しました。
この失敗に依り、以後は親政府的な候補への資金提供、野党候補の出馬断念工作などの非暴力的手段によるものが中心となります。
- Newer: 英国皇族コンノート殿下来朝
- Older: 日露戦争と絵葉書




