- 2009年3月 1日 00:57
- 1871年(明治4年)

清水對岳坊画「郵便局の設置」
1871年(明治4年)3月1日、東京から京都を経て大阪までの「新式郵便」の制度が実施されました。
創始時の料金は、以下となります。
東京より川崎まで百文。
横浜まで二百文。
静岡まで五百文。
名古屋まで一貫百文。
京都まで一貫四百文。
大阪までは一貫五百文。
大阪より京都までは百文。
ただし、まだ始まったばかりで、庶民が気軽に利用できるものではなかったようです。
始めての郵便局は、一村一駅の旧庄屋の家においたものだ。通信機関というよりもお役所という頭があったので、一葉の葉書を買うにも二里も三里も歩いていって、腰をかがめ辞を卑うして買ったものだ。「漫画明治大正史」より
また、局から局へ郵便物を運ぶ郵便脚夫も、配達の要領のいいものは、村々へ配達するのを一まとめにして小学校へ持ってきて生徒に託してしまうものも居たそうです。生徒も遊びに夢中になっていて落としたり、本の間へ入れたまま一週間も忘れてしまうようなこともあったりしたとか。
さらには、主人の留守に葉書が届くと、字が読めないから配達夫に読んでもらう者も居たりして、そうしてお茶なんか出して暢気に世間話をしたと云います。
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