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旧藩札発行の禁令

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慶應4年5月15日発行の太政官札(金札) 

1871年(明治4年)4月4日には、太政官達に依り厳重な藩札使用の禁令が下されました。

旧藩時代には各藩から藩札、即ち各大名発行の紙幣を使用しました。藩札の中には金札、銀札、米札、錢札、或は諸産物限り切手などの類がありましたが、明治政府となってからは全国統一の官札、即ち太政官札を発行して、全国民に使用させる事としました。

しかし国民は太政官札を信用せず、相変わらず藩札を重んじるので、官札は却って下落するという具合だったので、先の禁令が下されたのでした。

旧幕府の時代の弊害はなかなか一度の禁令くらいでは取り締まれず、更に同年6月8日、続いて7月14日に同様の禁令が下され、藩札は見つけ次第取上げたのが、総額約3,855万円に達しました。

そこで漸く太政官札の信用がつき始めると今度は官札の偽造が現れ始めます。何しろ印刷術の幼稚な当時では、木版刷であったので、偽造も比較的容易だったに違いありません。

それがため翌年の1872年(明治5年)2月15日にはドイツで印刷した精巧な紙幣太政官札が発行されることになります。

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