- 2009年5月29日 00:02
- 1888年(明治21年)

麒麟ビールのラベル(上が発売当時のラベル、下が翌年のラベル)
1888年(明治21年)5月29日、麒麟(キリン)ビールが発売されました。
発売当時の価格は、以下となります。
| 墫 | 1ガロン入 | 60銭 |
| ビン | 大ビン4ダース入 | 8円50銭 |
|   | 小ビン8ダース入 | 10円50銭 |
キリンビールの前身は、1869年(明治2年)アメリカ人ウイリアム・コープランドが横浜山手に設立したスプリング・バレー・ブルワリーであり、その後、公売に掛けられ、1885年(明治18年)にジャパン・ブルワリーが引き継ぎ、1888年(明治21年)以降明治屋と一手販売契約を結びキリンビールを販売します。その背景には、長崎のイギリス商人トーマス・B・グラバーの後押しがあったといわれます。
またラベルのデザインについては、西洋のビールには狼や猫など動物が多く用いられていることから、三菱社管事の荘田平五郎の提案で東洋の霊獣「麒麟」が採用されました。(ラベル図上)
なお、翌年6月にグラバーの提案で現在のデザインの原型に変更されます。(ラベル図下)
そして、1907年(明治40年)に明治屋、三菱合資、日本郵船の三社が協力した買収によって、麒麟麦酒(キリンビール)が設立されました。



