- 2009年7月17日 00:32
- 1899年(明治32年)

池部均画「内地雑居実施」
1899年(明治32年)7月17日、条約が改正され外国人の内地雑居が開始されました。
1879年(明治12年)以降、条約改正の方針は治外法権の撤廃が優先され、その過程で居留地の撤廃による内地雑居、いわゆる外国人に日本国内での居住や旅行・営業の自由を与え、内地を解放する必要がありました。
日本人と外国人が雑居することは大きな危惧が生じますが、一方で、内地雑居は日本人にも利益があるとする賛成論が1887年(明治20年)前後に台頭し、この内地雑居問題は国内で激しい議論が闘わされました。
しかしながら、1894年(明治27年)に条約改正交渉の進展により日英通商航海条約が調印されると論争は沈静化し、1899年(明治32年)7月からは改正条約実施により内地雑居が開始されることになります。
異人さんは特定の場所――即ち居留地以外に居住を許されなかった。然し日本は立派な文明国と相成った、モハヤ人種的差別待遇はしないとあって内地雑居差支なしと、さっと門戸を押開いた。日本の室、紙のドアよろしいある。日本のゲタ、小さい乗物穿く事六ケしい。握手すること親密よろしい。サンキュー、ベリマッチと長屋のかみさんまで英語を覚える。「漫画明治大正史」より
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