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江戸で初めて電信機の見学

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阿部正弘
阿部正弘

1855年(安政2年)7月13日、江戸のお浜屋敷で、初めて電信機を観たという記録が『村田範正日記』に記されています。お浜屋敷とは今の浜離宮恩賜庭園に当たります。

時の老中阿部伊勢守正弘は同役の久世大和守や新若年寄の鳥居、本多等と一緒にオランダ渡りの電信機を初めて観たというが、実はそれより2年前の嘉永6年6月に、神奈川の浜で電信の実験をしたのが、日本最初の電信の実験で、アメリカの提督ペリーが来航した時のお土産の一つでした。

お濱邸の電信機は、オランダ渡りではなくアメリカ渡りのペリーの土産をいつの間にかここへ運んで、珍しいままに老中以下の見学に供したものと察せられます。

こうして2回まで電信機の見学をしながらいたずらに「紅毛の魔法」だと驚異の眼をむくばかりで、遂に実用化まで進まなかったことは残念ではありますが。

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Comments:1

紀州 2011年9月18日 23:05

ひさしぶりにおじゃまします。興味深いお話ですね。電信機が史上初めて実用されたのは1844年とききます(本当はもうすこし早かった、という話も読みましたが)から、ペリーたちにとっても目新しい機械だったかもしれませんね。

ナポレオン・ボナパルトを主人公にした小説(日本人が書いたもの)に、電信が出てきて戸惑ったことがあります。もちろん、ナポレオンが生きて暴れまわっていた時代の話なのですが。(何十年も経ってから関係者が当時を振り返る、という形式ではないわけです)おそらく腕木通信とまちがえたのでしょうね。

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