
北野右近場にあり祭神は菅原道真の霊にして官幣中社に列す。境内の宏壮賽人の多さ他社に其比を見ず。社地老松梅樹多く、満開の候は紅白色を闘はし、社頭又一層の好景を進む。
梅花祭・天満祭(2月25日)京都市上京区馬喰町の官幣中社北野神社では、梅花祭が執行される。恰もこの日は祭神菅原道真公が903年(延喜3年)2月25日(陽暦3月31日)59歳を以て筑紫の配所に薨去された命日に当り、菅公の逸話に縁深い梅も蕾する季節であり、名も床しく梅花祭と称せられ、俗に天神祭と呼ばれる。
北野神社祭の始めは、987年(寛和3年)8月でその当時既に官幣を奉奠され、間もなく1004年(寛弘元年)、一条天皇には同社へ行幸され、それ以来王城鎮護の御社として朝廷の尊崇特に厚く、一般大衆も固より同社を尊崇した。
1849年(嘉永2年)2月の天神祭には、同社に於て菅公950年式年祭が25日に執行され、未曾有の萬燈会として、献燈総数実に56万9500燈の多数に及んだ。ところが1902年(明治35年)の同社の菅公千年式年祭の萬燈会には、更に前記録を突破して、献燈総数100万燈に達したというから、同社の祭礼が如何に盛んであったかが察しられる
- Newer: 黒谷(金戒光明寺)
- Older: 神橋(日光二荒山神社)
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.sakanouenokumo.jp/mt/mt-tb.cgi/809
- Listed below are links to weblogs that reference
- 北野天満宮 from 明治をゆく(古写真・風景画)